ピカソのすごいところ
新しいテクノロジーが出てきた時、
これから起こるであろうことを予想して、
自分のそれまでのスタイルを捨て、
新しい自分ならではの表現に変えたこと
当時のピカソの時代で、
新しいテクノロジーというのは「カメラ」
ピカソも若い頃は、写実的な絵、
写真のような現実を写したような絵を描いていて
技術的にも高かった。
でもカメラが世の中に出てきて、
写実的なものは、写真には敵わないと思い、
そこからキュピスムと呼ばれる、
三次元のものを二次元で表現するような
新しい技法に変えていった。
今の時代だとAIが急速に進化している。
そのようなテクノロジーが出てきた時に、
AIにとってかわられるものは出てくる。
それまでと同じでは、
AIには敵わないエリアがあるということ。
でも逆に人ならではのこと、
つまりAIにはできないことというのは、
価値があがっていく。
ピカソがカメラにはできない絵を考えたのと同じように、
AIではできない音楽や絵を考えることは、
これから大事な考え方かなと思う。