遊び心が大事なんだという話。
ここで言う遊び心というのは、
子供の頃は誰でも持っていた、
創り出す、考え出す力みたいなこと。
大人になってくると、
生産を求め出してしまう。
生産を求め出すと、
その効率を考えて、
型に当てはめようとする。
そして型にハマると、
そこから変えたくなくなるんで、
同じことをしようとする。
こんなサイクルになっていく。
PodCastで為末大さんがこんな話をしていた。
日本で柔道は小学生までの全国大会はやめたと。
なぜかというと、
小学生くらいまでだと、
柔道の技よりも体格が大きければ、
それだけで勝ててしまう。
だから勝つために、
体を大きくするという選択肢しか無くなる。
みんな体を大きくするという型にハマってしまう。
それが中学、高校となり
技の力を使えるようになってくると、
それまで体の大きさで勝ってた子が勝てなくなる。
でもそれまでの勝ち方を捨てられずに、
せっかく恵まれた体格の子であっても
このような型にハマったために
辞めていってしまう。
こんなデータが取れているため、
小学生までは全国大会は行わないそうだ。
ドイツでは高校生まで全国大会はないらしい。
こういった根拠あるデータを元に、
将来のある子を育てるため。
ドイツの方が進んでますね。
だから遊び心を忘れないというのは
大事なことなんだな。
音楽も王道のパターンってあると思うけど、
そこに囚われずに、
自分の表現したいことを優先してあげるのも
大事な気がします。