ギターは傷つけてナンボ
YouTubeを見ていたら、すごくしっくりくる話があった。
どんな話かというと、「ギターについた傷は気にならないか」について。
結論は「気にするところはそこではない」ということ、
傷つけてナンボということだ。
持ってることではなく、使うことを目的にする
いい値段のギターを持ってると、
どこかにぶつけたりした時に気になることはある。
高い値段なのにとか、希少なものなのにとか。
でもなんでそれを買ったのかを思い出してみる。
選んだのは見た目が気に入った、
憧れの人と同じものを使いたいとかで全然いいと思うし、
僕もそうやって選んできた。
ただ、そのもうちょっと先に自分がこうなりたいという姿が潜んでるはず。
こういう音が出すようになりたいとか、
こんな演奏ができるようになりたいからとか。
そうやって道具を使ってなりたい姿に近づいていくことを目的にするのを一番に考えてみると、
傷ついたとかあまり気にしなくても良くなるんじゃないかってこと。
有名ギタリストも同じ
有名なギタリストの布袋寅泰も同じだったみたい。
昔、高価なゼマティスのギターを買ったはいいけど、
もったいなくて全然弾かずに、飾っていたらしい。
ある時決心して、やっぱり弾かずにいる方がダメだ、
傷がつくことも気にしてはダメだと、
ベルトのバックルでガシガシ傷つけた。
そうやって傷つけてからは、もう気にならなくなり、
ガンガン使うようになった。
それは極端な例かもしれないけど、そういうことだと思う。
使うことを目的にしてやれば、
気にせず使えるはず。
布袋さんのようにはいかないけど、
気にせずに弾くことを目的に意識しよう。