作詞についての本の中で、
「作詞とは音楽語の日本語吹き替えである」という話が出てきた。
イメージであるメロディを
誰にでも伝わる形にする手段が歌詞であり、
歌詞にすることで、
メロディの持つ物語性を音楽家以外でも
理解することができるようになる。
このようにメロディを歌詞に日本語翻訳してあげるのが、
作詞という行為だということです。
こういう考え方を知ってると、
行き詰まってる歌詞を考えるということが、
もう少しやりやすくなるのではないかと
期待しながらの勉強中。
歌ものの音楽を前提とすると、
音楽を作る工程としては、
作曲、編曲、演奏、歌唱
というものがある。
それぞれの役割は何かというのがこれだ。
作曲:「言いたいことや伝えたい情景をつくる」主体性そのもの
編曲:「作曲の言いたいことをさらに盛り上げる」演出
演奏、歌唱:「そうやって作られた言いたいことや情景を聴く人に語り伝える」語り部
この中で作詞の役割は、冒頭の
「音楽語の日本語吹き替え」である。
もちろん日本語に限らずだろうけど。
じゃあ一体どうしたら
メロディからいい翻訳ができるようになるかの考え方は、
これから読んでいこうと思います。
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