デザインを作っていく時の話
先日、絵を描くことと音楽作ることは一緒ということを書いたんですが、
デザインを作ることとの共通点もあるなと思い、
そのことについて書きます。
デザインってこういう考え方で作るんだよという話をVoicyで聴きました。
この中で、デザインを作っていく上で、気をつけておくことの話があった。
- 素材を集め、最終イメージを固める
- 抽象化して真似る
- テイスト主導で素材を集める
それぞれ音楽を作る時とどんなところが一緒かを書いていきます。
1.素材を集め、最終イメージを固める
デザインも何もないところからは生まれません。
何か参考になるものや、インスピレーションを受けるものを起点として、
作り出していくそうです。
そうしていくつかのイメージから最終的に作りたい姿を固めていきます。
最終的なイメージが固まっていると、
それに向けて何をしなければいけないかがはっきりしてくる。
これは音楽ではいくつか参考になる曲や、
きっかけとなるような曲があり、
そこからイメージをふくらましていくことと同じだと思います。
2.抽象化して真似る
これは集めた素材に対して、
同じものを作るのではなく、
考え方や概念を真似るということです。
抽象化して考えることで、
自分なりのオリジナルな、デザインになっていきます。
音楽もフレーズをそのまま真似るのではなく、
この曲の流れの中でなんでこのフレーズを入れたのかというような
考え方を真似ると、自分のオリジナルと言えると思います。
3.テイスト主導で素材を集める
これは素材を集める時に注意することですね。
こんな雰囲気のデザインにしたいという漠然なイメージがあった時に、
その雰囲気っぽい素材を集めてくるということです。
こんな曲を作りたいなって漠然としたイメージがある時に、
その雰囲気に似た曲をいくつか聴いて、
それを参考にしていくのと似ています。
それぞれこんな感じでデザインと音楽の共通点があるなと感じた次第です。
音楽に限らず、ものづくりや、仕事でも当てはめられる考え方なのかなと思いました。