キース・ヘリングとユニクロがコラボしている
コーチジャケットを買った
いい色の緑で
これから少し暖かくなってくると
着る機会も増えそうで楽しみである
そんな時々ユニクロとのコラボをしている
キース・ヘリングについて少し書いてみる
キース・ヘリングは31歳の時にエイズで亡くなっていて、
アーティストとしての実質の活動は10年くらいなものらしい
有名なあの絵が誕生してからは5年くらいなのかな
活動期間としてはすごく長くはないけれど、
大きな影響を残しているアーティストだ
彼は、あの作風の絵を
地下鉄にあった黒板に5年間描き続けていた
駅員や警察に見つかると捕まってしまうため、
シンプルで時間がかからない絵になっていったそう
初めは落書きだと思われていた絵は
そのうち意味を帯びるようになっていった
彼自身がアーティストとして認識され、
その作品が意味があるものだと思われたのだ
ゴンブリッチという美術史を書いた人が
こんなことを言っていたそうです
「アートは存在しない、アーティストがいるだけだ」
つまり最初からアートというものはなくて、
ある人の背景やプロセス
生き方といってもいいかもしれない、に対して
人は感動し
アートだと思うようになるんだということだ
ここで思うのは、
何かを続けていれば
アートになるかもしれない
でもそこに大事なのは、
作品自体ではなくて、
生き方がそこに入っていること
今AIによって
音楽や絵が
一瞬で作り出せるようになってきた
やっぱりそれはアートとは言えないんじゃないか
アートというのは、
人のストーリーがあって
そこに共感する人がいて
どちらもが合わさって成立するもの
自分はこの先アートを残せるだろうか
どんな生き方をしていけばいいだろうか