継続する上での考え方
坂口恭平さんの「継続するコツ」という本を読んだ。
物事を継続する上での考え方やテクニックの本は色々あって、
今までいくつか読んだりもしたんだけど、
この本で出てくる考え方は今までと違っていた。
音楽でも、絵でも、モノを書くことにしても、
創り続けることに集中しなさいよ、という内容だった。
音楽を創り始めると、最初のうちはそれだけで楽しいのだけれど、
段々慣れが出てくる。
その慣れが出てくると、
他の人と比べて、自分の品質を気にし出してしまうということだ。
それが続けられなくなることの全ての根源だということを言っています。
自分は本当はもっとできるはずなのにという想いが実はあって、
でも実際今はそんなに質の高いものが創り出せない。
だからやめてしまい、その想いに蓋をすることで、
辛い思いをしなくてよいようにしてしまうという原理だ。
確かにそうかもしれないなと、
自分の過去を考えて思った。
この本の中で、他の人のことや質は気にせず、
自分が創りだすということのみに集中することで、
継続できるという考えを教えてもらった。
完全に質を気にしないって難しいかもしれないけど、
続けるために少し考え方を変えてみようと思う。