気づき

音楽は装置が必要

ジュンク堂は広さや本の量が

他の書店と比べて圧倒的だ

 

これだけの量とさらにジャンル分けし

おすすめの本を置くことで、

思いがけない本との出会いがされやすい

 

久しぶりに行ってみて、

目的ではない本を3冊買ってしまった

目当ての本はなかったのだけれど

 

全国的に本屋がどんどん無くなっている

 

大抵の本屋はこんなに量を置けないので、

どうしても情報としては絞ったものにするしかない

 

万遍なく並べて、意外なものとの出会いを促すことができないのだ

 

最新のものや、スタンダードに売れるもの

そういった内容にならざるを得ない

 

ジュンク堂とはビジネスモデルが違うのだ

 

これを音楽で考えてみる

 

本屋に該当するのはCDショップだとする

 

じゃあ大型のCDショップが

ジュンク堂のように価値を提供し続けて残っているか

 

CDショップは大型でも無くなっている

 

Towerレコード、HMV、

TUTAYAもCDはもう売っていない

 

この違いは何なんだろう

 

これはフォーマットがなくなってるからでは

 

つまりCDを聴くための装置がもうなくなっている

 

音楽ってCDでもレコードでもそれ自体は何もできなくて、装置が必要なのだ

本はそのままで読めるけど

 

だからサブスクに置き換えられてしまった

 

でも偶然の出会いに価値を求めるのであれば、

やっぱいモノが必要だと思う

 

音楽をそのままでも聴けるモノ

 

それがあればまた違う価値を見出せるかもしれない

 

 

 

 




 

 

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