本当にやりたい大きな目的がある時に
それを実現するための手段は色々あります。
ある分野で活躍していた人が、
他の分野でも活躍することがありますよね。
それは表面上やってることで捉えるのではなく、
裏にある真にやりたいことが
その人にとっては大きな目的としてあり、
目的を実現する方法が
たまたまそれぞれの分野だったってことだと思います。
例えば、
イギリスの物理学者で、数学者でもある
史上最大の科学者と言われるアイザック・ニュートンです。
彼は、科学者としての活動は、60歳くらいまででした。
(85歳まで生きました)
亡くなるまでの25年間は科学者としての活動はしていなかったのです。
その期間の中で、造幣局という役所で、
贋金(にせのお金)づくりをなくすための活動もしていました。
科学者と造幣局の仕事って、
なんの関係もなさそうですが、
自分が世の中の進歩のために貢献するというのは共通してたのかなと思います。
大きな目的があれば、
どのような手段でやるかは、色々な方法があるし、
そのとき興味を持って、一番取り組めるものでいいということです。
音楽についての話をすると、
自分を表現したいということを実現しようとしたときに、
手段は一つじゃないですね。
昔は音楽をすると言ったらバンド組んで
ライブしたり、CD出したりということが表現することでしたけど、
今は、テクノロジーが進化して、
DTMで一人でも音楽を作れるようになりましたし、
表現の場も、ニコニコ動画、YouTube、音楽NFTなど、
色々なプラットフォームがあります。
すごくめぐまれた時代でありがたいなと思うし、
また挑戦したいと思ったのはそんなところからです。
DTMに挑戦するにあたり、
参考になった本を最後に紹介します。
高校生の女の子がDTMでの作曲に挑戦していく物語の中で
段階的に何をしていけばいいのかが分かりやすく書かれています。
これを読んで、耳コピってこうやればいいんだとか、
どうやったら音楽を続けていく意識を持てるのかというような、
テクニックだけでなく精神的なコツも出てくるので、
すごく勉強になりました。
是非読んでみてください。